…あれ?
ゴミ箱に何か捨ててある。
「何これ…」
白い液体がついたゴムが捨ててあった。
ゴミ箱から出した際に手についたので、一応においをかいでみる。
「…くっさー!」
「は?何して…」
目を丸くしながらこちらに走ってくる棗くん。
「ちょ、おま、待って。何してんの?」
「へ…いや、手についたからにおいを…」
「は…え、ばかじゃねーの」
「え…ごめん…なさい?」
「待って。はぁ、なんで触るかなぁ」
だって気になったんだもん。
誰だって気になったら触っちゃうよ。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…