「一発ヤったのか」


ニヤニヤしながら、崎本くんに聞く棗くん。


「まぁな」


そしてニヤニヤしながら優里をチラッと見る崎本くん。


「ちょ、ちょっと!」


そして真っ赤になる優里。


………。


一発やる?…何を?


「で、理衣奈ちゃんと棗はどこ行くわけ?海行かないの?」


「あー、ちょっと色々ね」


「ふーん。ま、ごゆっくり~」


終始ニヤニヤしていた崎本くんは、ラブラブオーラを発しながら海へ行ってしまった。