「うわー、人多くなってるー…」
時間も時間だからか、さっき来た時より人が多くなっていた。
「とりあえずあそこの日陰いこっかー」
「そうね」
日焼け止め塗ったけど、焼けたくないので日陰に移動することに。
あそこならホテルの入り口から遠いし、きっと2人にはバレないよね。
「あ、浮き輪ふくらませよーっと」
「あんたの肺活量でふくらむわけ?」
「むっ、ひどい!もちろん優里と交代でふくらますんだよー」
「…だと思った」
サングラスをかけながら横なっている優里は、なんだか女優さんとかモデルさんみたい。
サングラスも様になるなんてさすが!

