「あああああああああ!」


ビクッ。

ど、どうしたの、お姉ちゃん。


ついに頭がおかしくなっちゃったのかな。


「どうしてさんづけなのよ!ちゃんでいいって言ってるじゃない!」


ってそんなこと!?


「優里、ここじゃ近所迷惑になるから中入ろうか」


小声で優里に言う。


「…そうね」



とりあえず、家の中に入ることにした。