この後、アイスを食べ、ほかに夏合宿で必要なものを買って帰ることにした。
「はぁ、楽しかった~」
夏合宿まで待ち遠しい!!
確か明々後日だったよね?
ほかの子の水着も見てみたいなぁ。
って私は変態か!
「あ、そうだ!夏合宿のときって荷物多いじゃん?それに重いし!だからね、お姉ちゃんが学校まで送ってくれるっていうんだけど…優里も一緒に行かない?ていうか行くよね!」
「え、あたしもいいの?」
「もっちろん!!」
「じゃぁ…一緒に…」
「っわああああい!」
ここが道端だというのも忘れ優里に飛びつく。
優里はもちろんイヤがるんだけど、突き放したりしないんだよね。
そこがまたくせになるっていうか!
「楽しみだね!」
「はぁ…考えただけで疲れるわ…」
「ん?なんか言ったー?」
もっとおっきな声で言ってくれなきゃ聞こえないよー。

