てか、クラス表の前…人多っ!!


「あー、ほら、理衣奈が遅いから人いっぱいじゃない」


「ぶー、ごめんねー」


俯きながら口をつきだした。


「はいはい、可愛い顔が台無しでちゅよー」


むっ!またバカにして!


「別に可愛くないですぅ」


と優里に言ったけど無視された…

うぅ、ひどい!
泣いてやろうかしら!!


「あ!3組だってさー」


だけどそんな虚しい気持ちも、優里の一言で簡単に消えてしまった。


「え?一緒?」


「いえす」


そう言いながら優里はVサインしてニヤリと笑った。

な、なぜニヤリ……?