「あたしの婚約者は・・・・・・・・、となりのクラスの滝沢翼だよ」




「・・・・・・えぇぇぇぇぇ?!た、滝沢翼って・・・あの・・・よく女の子に囲まれている男子の1人の・・・?」



「うん、そう」


「・・・そ、そうなんだ・・・・」



なんか・・・すごい・・・・。



でも・・・・お似合い・・・・・。



「っていうわけだから・・・あたし、行くね」



「う、うん・・・」


「じゃあね!」



そう言って、玲奈は屋上を後にした。



そして、屋上にはあたし一人だけ。


こういうときは・・・・、



「寝ることにかぎる♪」


というわけで、あたしは屋上に寝っ転がって目を閉じた。