鈍い音がした。 でも、なぜかあたしは痛みを感じなかった。 あたしは、つぶっていた目をゆっくりと開く。 「えっ・・・・・?」 目に入ってきた光景は・・・・・・、 圭が・・・・血まみれで倒れている光景・・・・・。 「圭っ?!圭っ!!!」 あたしは、圭の体をゆらす。 「うっ・・・・・凛・・・・」