「そういう、玲奈ちゃんだって、見ないうちにきれいになったじゃない!!」


「ありがとうございます」


お互いのことを言い合う2人。


「それで、どうしてお母さんがここに?」


あたしは、聞きたいことを聞いた。



「あっ・・そうだったわ・・・・、凛・・・今から用事とかないわね?」


「う、うん・・ないけど・・」


「そう、なら・・凛に来てほしいところがあるの」



「えっ・・・?」



「ほら、行くわよ」


「えっ?!ちょっ?!お母さん?!」


無理矢理、あたしはリムジンの方に連れて行かれた。


そして、そのままリムジンは走り出す。



「えっと・・・お母様・・・?これからどこに行くの・・・・?」


あたしがそう聞くと、



「行くまでのお楽しみ♪」



そう、楽しそうな顔をしながらお母さんは言った。