電車の中で、あたしたちはなにも話さなかった。




でも、あたしにとってはそれが一番良かった。




あまり、あの話はしたくなかったから・・・。





「ここだよ。・・ここが、圭のお墓」




あたしたちは、圭のお墓についた。




「この下に・・・圭は、眠ってる・・・・」




「・・・きれいにするか」




「うん」