・・・教えた方がいいのかな・・・・圭のこと・・・・。




一応、婚約者である蓮に・・・・。



「・・・・蓮・・・・に、言わなきゃいけないことがあるの・・・・」





ずっと・・・・。



想っていた・・あたしの・・・・初恋の人・・・・。




あの日・・・あのときのことを思い出すだけで・・・胸が苦しくなる。





「わかった。お前が、話すなら聞く」




そう、蓮は優しく言った。




あたしはなぜか、蓮の声に・・少し安心して・・・・少しずつ、話し始めた。