「言ってみろよ」

「……何をかしら??」


「ニャンニャンって」



櫻庭はこちらを見下げた

不敵な笑みは愉快の色に染まる



「なっ……嫌よ…」
「言えよ」

「貴方が言いなさいよ」
「意味判んねぇし」




櫻庭はしばらく笑うと
ゆっくりベッドに腰かけた



「その写真」

「……これ??」


私の手にある



「……棄てといて」