ただ相手が雅人であること それが不安をあおるのだ 身の回りの全ての物は 結局彼しか見なくなる 才能にも溢れた彼は性格も良かった 「写真一枚くらい良いじゃないの」 「…お前ねぇ」 やはり優は 雅人に肩入れしているのだろうか 「彼、寂しいのよ」 ……いや、優を信じよう 俺はあそこまで言ってもらったんだから 「寂しい??」 「一人ってそういうものだわ」 優は少し黒い何かをはらんだ 意味深な言葉を漏らす ……… ……俺は優の孤独を知っていた