「……雅人??」 「えぇ」 雅人にあげたのか 雅人なら欲しがるだろうな 「不機嫌になるのね」 優は俺を見上げた 「貴方…」 「違う」 俺は優の頭に手を置いた 「昨日言われたことなら覚えてる」 ――― ――― 「俺を見てろよ……雅人じゃなくて」 「…貴方、勘違いしてる」 優は俺の腕の中で俺だけを見つめて 「私はいつも貴方しか見ていないわ」 ―――