「大丈夫、大丈夫。」



小さな子供をあやすように、背中をポンポンとさすってくれていた




「俺ね、パパママがいないんだ」




ポソリと小さく呟いた




抱き締められているけれど、恋愛的な意味ではなく、安心させる為だと分かった