「……あのさ、…俺、アイツと別れたから」




やっぱり携帯小説みたい


男子も読んでたし、先輩はごっこ遊びが好きなのかな



まぁ別に櫻木先輩が誰と付き合おうと、先輩の勝手だし、今の私には先輩は必要なかった





「そうですか。……なんで私に?」



首を傾ければ、先輩は困ったような顔をした



「え、いや、うん……」



私に好きになられてると思ってるのかな



「…失礼します」



頭を深く下げて、早足でその場を離れれば、




もう 腕を掴まれる事はなかった