「…柊城と仲いいの?」


真剣な表情になった先輩は私の目を見ている



目をそらしても、まだ見ているのがわかった



「たまに櫻木先輩から話しかけてくれます…けど…仲いいって程ではないですね」



そう言うと 何故か先輩は

「そっか。よかった(笑)」



「なんでいいんですか?……やっぱり私みたいなヤツは先輩と関わらないほうが…」



「そういう意味じゃないよ(笑)……まぁ、俺の事は友達だと思って接してよ。相談だってのるし!」



先輩がそう言ったすぐに、チャイムがなった。



先輩はヒラヒラと手を振って教室を出て行った




櫻木先輩の彼女さんに頼まれたのかな