大きな声をあげて泣く訳にもいかず、ハンカチで目を押さえた


みんなが座り始めた


違う事を考えなければいけない



毎日夜に必ずメールして、おやすみってくれたのに


自宅だって、また来てねって先輩家族が言ってくれたし、


裏では嫌がられてたのかな…



なんて考える事は先輩の事ばっかりで



告白、しなくてよかったのか した方がよかったのか



なんて事も考えて



いつも馬鹿にしていた ありきたりな歌詞の恋の歌が、今では当てはまってしまったりして




知らないうちにみんなが鞄を片付け終わっていた


それほど大きな存在だったんだろう



離れていくなんて、考えてもいなかった



考える時間が無いくらい、喋ったりやメールで先輩と繋がっている事が多かったから



ばいばい先輩じゃあ埋めきれない何かがあった




いつもとは違って、先輩は帰りに教室に来なかった



かわりにばいばい先輩が来た