「花優愛ちゃん泊まらないのかな…」



「すみません、」



「あ、電話大丈夫だった?」



夢子さんが聞いてきた



「はい、大丈夫です。」


そう言った瞬間に先輩にチラリと見られたのは気のせいだろうか



「今日は泊まらないの?」



「はい、また今度『お泊まり』としてお邪魔させて頂けたらと思って…」


「いつにしようかなー」


先輩がニヤニヤしながらそう言った



「いつでも来てくれていいからね?…あ、着替えましょうか」



夢子さんがそう言って立ち上がったので、私も同じようにして、着替えた部屋に向かった