お風呂から出て、テレビをつければ 今日が大晦日だと知った



何も考えずに過ごしていたら、もう今年が終わろうとしていた



先輩にメールしておかないと




そう思って携帯を開けば、少しの着信と大量のメールを受信していたことが分かった



6日間、私は何をやっていたのだろうか




記憶がない



着替えてはいるし、髪の毛からはいつものスプレーの匂いがした



食事は分からない けれども、ゴミ箱には薬のゴミが入っていたから薬は忘れず飲んでいたのだろう



別にいいか、そう考えてメールを開くと、全て先輩からだった




イルミネーションの写メや、また今度楽しみにしてるから、とか、返事無いけれど大丈夫?とか。


一番新しい今日の昼間のメールには、


明日、時間ある?



そう入っていた