夏樹が大森家に来たのは まだ彼が3歳の頃 夏樹の両親は事故にあい、 一人息子を置いて亡くなった 一人になった夏樹は親戚にたらい回しにされ 結局、彼の母の親友・海外出張に行ってる私の母に預けられた この事実を知ったのは6歳の頃 父と母が話しているところを偶然聞いてしまったのだ その頃私は話の内容が理解できなかったが 『姉弟じゃない』 その台詞を聞いて理解した