side シロ

大地たちが出て行った後教室は気まずい空気になった。


「ホームルーム始めるぞ」

俺は口ではそういいながら頭では別のことを考えていた。


あれは

とある夏の思い出


あの日から俺は
誰がなにをいおうとも
癒子たちの味方でいると心に誓ったんだ。