「てめぇに言っておく事がある

まず
てめぇに癒子の彼氏はつとまんねぇよ

それどころか
友達にすらなれねぇ

二度と癒子に近付くな
そして俺にも関わるな」
大地はそう言って

「癒子帰るぞ」


私の手を取った。



私はその手を突き放すこともなく

ただ
泣いていたんだ。