そうして私は彼を言葉という凶器で傷つけた

それでいいんだ

誰になにをいわれても構わない。

なのに彼は清々しい笑顔でこう言い出した…

「いいじゃん

俺のこと大嫌いでも
俺が委員長を好きなんだから

俺やっと自分の気持ちに気づいたんだ

委員長がどんなに突き放しても


好きなんだ委員長のこと俺 逃げないから」
そんなことを彼が言い出すから…


涙があふれ出しそうで

日比谷は純粋だから


日比谷と話すと心が苦しい。

「勝手なこと言ってんじゃねぇよ」

でもその言葉は


あまりにも悲しくて
そして

大地と私を傷つける。