俺の名前は、城山健吾。

今隣にいるのは、幼馴染の椎香。

椎香は、少し天然で、少し馬鹿で、少し?

いや、だいぶ馬鹿で、不器用で・・・・すごい照れや。

俺は、そんな椎香に恋をした。

中学の時に・・・・・・・・・・・

今は高校に行ってる。

もちろん椎香と同じ学校。


今繋いでる手だって、好きじゃなきゃ繋いでない。


椎香は、幼馴染だから、当たり前って

おもってるかもしれねぇけど、

俺は、そんなこと思ってない。

好きなやつと手ぇ繋いで何が悪い?

幼馴染に恋して何が悪い?

別に、何も悪くない。

悪くないんだよ・・・・・・・・・・

「健吾?」

ふわっとした、肩より、ちょっと下らへんまである

髪を、傾けながら、大きな目を、さらに大きくして、

俺の名前を呼ぶ椎・・・・・・・

マジ反則だから。

「ん?どうした?」

「いや・・・ボーットしてたから・・・大丈夫かなーって」

「大丈夫だけど?」

「そっか。よかった(ニコッ」

可愛い笑顔で笑った椎・・・・

その笑顔も・・・・ダイスキなその名前も・・・・

俺だけのものにしてぇ・・・・

なぁ椎香・・・・俺のものになってよ・・・・

なんて・・・・・・いえるわけねぇけど・・・・・