私は多分、 弱い人間なんだと思う 彼のその言葉が大きく感じて 彼の腕にしがみつくしかなくて 気がつけば首にまわされた腕を そっと掴んでいた もし、その時… 彼の腕を離していたら 後になって彼を傷つけることは なかったのかな 先生… 私はアナタが好きです …大好きです けどね、 実らない恋を追い掛ける程 私は大人じゃないから… だから…、先生? 私は、真っ直ぐに 私を想ってくれている 先生の弟を愛すよ… 先生の事、忘れられるかな