「さて、自己紹介もすんだところで。役職決めましょ。役職!」

…どうしようか

どうせ鈴は会長やるんだろうな。

「まて。役職って何があるっけ?」

「…顧問を待つべき」

宇佐美の言うとおりだろう。

「僕職員室いって担当の先生読んできますよ。」

「あら。門司君、お願いしてもいい?」

「かまいませんよ。じゃあしばらく待っていてくださいね。」

そう言って門司が出ていく。

「じゃあ私飲み物でも買ってきます!」

細川さんが手を挙げて発言をする。

ちなみに購買に自動販売機やらなんやらが設置されている。

「待ちなさい!あなたが言ったら…」

「…オチが見えている」

ひっくり返して終わりだろう。

「俺が言ってきますから細川さんや宇佐美さんはゆっくりしててください。」

「あたしは~?」

鈴に望むことは決まっている

「おとなしくしてろ」