「おれ、協力してくれてる奴らに電話するわ。」

「うん。」

風に許可入れてから電話を取る。

取り敢えず鈴だな。

「もしもし恭！？どうしたの？」

「あぁ、協力してくれた人がいるんだけど、妹見つかったらしい。」

「そう。良かった。で、あんたどうするの？戻ってくる？」

「いや、今日はもうそのまま家で説教する。」

「カバン、持って行ってあげるわ。」

「家しらんだろう？」

鈴が、優しい…だと？

「谷と小鳥遊くん捕まえるわ。」

「そうか、だったら谷パシるだけでも構わんが？」

「うっさいわね！あたしが行くって言ったら行くのよ！わかった？」

「…あぁ、じゃあ悪いが任せる。」

「最初から素直にそういえばいいのよ！ちょっとまってなさいよね！」

生徒会メンバーには連絡しとくわ、谷たちにはアンタがしときなさい、と言い残して鈴は電話を切った。

仕方が無いので鈴の指示に従い谷と小鳥遊に連絡を入れる。

あと鈴を案内するよう頼んだ。