『気配、Valkyrieのメンバーだった?』

「わかりません。ただの教師の可能性も。」

『そっかぁ。』


家に帰ってすぐに遊里さんに電話した。


電話の前で待っていてくれたのか、3回もコールしない内に遊里さんは出てくれた。


『冴と雛は葵の護衛と監視。加えてValkyrieのメンバーの捜査と確保。学校の警備も兼ねてるんだよ。』


…仕事量が多いのね、あの二人。


『葵はValkyrieの捜査と確保、学校の警備は協力してあげてね。』

「了解です。」

『葵の家の警備員も付けたほうがいいかな?』