―……優哉side




「よっ!

優哉っ

来んの遅かったな。

ってか、あの、可愛い子誰だよー笑

彼女か?」


「ちげぇよ。

朝、ちょっとあってさ。」


「なーんだっ」


こいつは、

田山雄大。

俺の中学からの友達。


「それにしても、さっきの子可愛いなぁ。

超、俺のタイプ♪」


「へぇ。

まぁ、いいから行こうぜ

始まるぞっ!

入学式。」


なんなんだ。


このイライラ。


あいつの事、気になってんのか?俺。



…いや、ないな。


あんな奴。