そんなことだけど、あたしにとったら幸せだった。 本当に。 幸せすぎて怖かった。 このあと、幸せの代償がくる気がしたから。 神様、あたしから幸せを奪わないで… 毎日毎日、寛也の手を握りながら、強く願った。