いつもと変わらず私は1番後ろの席。
変わることのない景色。
1つだけ、1つだけちがうのわ私のクラスに転校生が来ただけ。
「ちーす。東京から越してきました、三上 天空です。」
「三上おまえは黒崎の隣だ」
はー。こんなヤンキーみたいな人が隣?
「ねえ黒崎さん。今オレの事ヤンキーみたいって思ったでしょ?」
「はい。」
やべこいつ超能力者かなんか?
「あ、今オレの事超能力者かなんかって思ったでしょ?」
「はい。」
ぶっ、ぶはははは。
は?こいつほんとに何者?
「黒崎さん」
「杏菜でいいよ」
どきっ。
え?今私こいつにどきっとした?
きのせい、気のせい。
「ねえ。教科書見せて?」
ガッコン。
「わっ。」
「ごめん、大丈夫?」
「おれ。杏菜のこと好きーーーーーー」
は?なんで大声?
「先生ー、保健室行って来ます。」
「それじゃー黒崎、いっしょに行ってやれ」

  保健室・・・
「先生、こいつ見てやってください。」
「こいつじゃない。天空だー」
「はいはい、先生よろしくおねがいっすー」
「熱はないみたいですが・・・」
「だって、オレどこも悪くないもん。」
「じゃあ教室帰るよ、天空。」
ぐすん、ぐすん
え、天空がないてる・・・
「私何か悪いこと言った?」
「ううん。杏菜が俺のこと天空っていってくれたから。」
天空、めっちゃ素直。