「ふ~ん。なんかどっちでもいいって顔だな」
「へっ、そ、そう?」
あ、バレた?
慌てて笑顔を作ってみたものの、苦し紛れの引きつった顔しかできなかった。
う、私のばか…
それでもニッコリ笑い、苦し紛れの笑みを浮かべていると…
「あーっそ、じゃあいい。それなら俺が勝手に撮らせてもらうから」
「へっ?」
陽生はそう言って、何故か枕元に置いてあった自分の携帯に手を伸ばす。
そして何を思ったのか、そのままそれを操作し、突然私を包んでいたシーツをはぎ取ってしまい
――カシャ
あっという間の出来事だった。
……へっ?
「おー、いい感じ、いい感じ。よく撮れてる」
そう言って陽生は満足そうに笑い、またカメラのシャッターを押した。



