甘い体温②・後編・


「ふ~ん。なんかどっちでもいいって顔だな」


「へっ、そ、そう?」



あ、バレた?


慌てて笑顔を作ってみたものの、苦し紛れの引きつった顔しかできなかった。



う、私のばか…


それでもニッコリ笑い、苦し紛れの笑みを浮かべていると…



「あーっそ、じゃあいい。それなら俺が勝手に撮らせてもらうから」


「へっ?」



陽生はそう言って、何故か枕元に置いてあった自分の携帯に手を伸ばす。


そして何を思ったのか、そのままそれを操作し、突然私を包んでいたシーツをはぎ取ってしまい



――カシャ



あっという間の出来事だった。



……へっ?



「おー、いい感じ、いい感じ。よく撮れてる」



そう言って陽生は満足そうに笑い、またカメラのシャッターを押した。