やっぱり綺麗…


こういうのを極上の大人の色気って言うのかな?


そんな姿を目の前にして何だか無性に照れ臭くなってしまう。


そして繋がれた手のぬくもりの心地よさ…


それさえも今日はドキドキとして、気付けば繋がれた手をそっと引き寄せ、私は陽生に向かって熱い眼差しを向けていた。




「…好き……」



どうしよう…


急に言いたくなっちゃった。


この思いを、今感じてる正直な陽生への感情を


ありのままの言葉で



「大好き」



そう言えば気持ちが溢れるように、急に瞳の奥が熱くなった。



きっと私の人生、陽生と出会わせてくれたことが何よりも最高のプレゼント。


これ以上の贈り物なんて何も……ない。


お腹に赤ちゃんまでいて、これ以上の幸せを望んだらきっと罰が当たっちゃうんじゃないのかな?