「ちょっとぼやけててはっきりとは見えなかったけど……、でも、どちらかと言ったら私だった……かも」
2人してクスリと笑った。
そしてもう一度一緒に写真をみた後、朝ご飯を食べて、私は病院に行く陽生を見送った。
とても爽やかな朝だった。
雲一つない綺麗な青空にちょっぴり心が和む。
正直、陽生のお父さんのことはまだ心にベッタリとシコリが残ってる。
けれど、これ以上考えたって私にはもうどうすることもできない。
私なりにやることはやった。
言いたいことも言った。
それでもお父さんには私達の気持ちは伝わらなかったんだから、もうどうすることできない。
できるなら、みんなに祝福されて陽生と一緒になりたいのはやまやまだ。
けど……、きっとこれ以上の幸せを望んでもいけない気も……する。
陽生の言う通り、私がいて陽生がいて、そしてお腹の子が元気に育ってくれさえすればそれだけでもう十分なような気もするし…



