甘い体温②・後編・


思わずドキリとした。


その表情があまりにも甘くてとろけそうだったから…



「……な、何?」



何となく照れる。


そういえば、昨日の今日だし。


あんなこっ恥かしい愛の告白をした直後で、正直こんなふうに見つめられるのはちょっと……ね?


なんだか、緊張するっていうか…



「な、によ。あんまじっと見られると落ち着かないんだけど……」



まともに顔が見れなくなる。


だけど陽生はそんな私に笑うだけ。


ただひたすらに甘ったるい表情を向けて、私の額にコツンと自分の額をくっつけてくる。



「なんかいいよな。こういうの」


「え?」


「果歩がいて、俺がいて。こうして朝起きてすぐ大切な人と笑い合えるのってなんだかすげー癒されるよ」