甘い体温②・後編・


両手でパチパチと顔を叩いた静香がゆっくり立ち上がった。



「ごめん、顔を洗って少し頭でも冷やしてくるわ。ついでに売店に行ってくるけど何かいる?」


「ああ、じゃあコーヒーを」


「了解。あんたもずっと寝てないんだから少しは休みなさいよ。とりあえず病院のことは気にしなくていいいから、今はとにかく果歩ちゃんと自分のことだけ考えてなさい」


「サンキュー助かるよ」



笑顔で部屋を出た静香に、俺も少しだけ笑顔をつくる。


それからさらに3日、4日と日は過ぎていき、気付けは果歩が倒れてからあっという間に2週間が経っていった。