両手でパチパチと顔を叩いた静香がゆっくり立ち上がった。
「ごめん、顔を洗って少し頭でも冷やしてくるわ。ついでに売店に行ってくるけど何かいる?」
「ああ、じゃあコーヒーを」
「了解。あんたもずっと寝てないんだから少しは休みなさいよ。とりあえず病院のことは気にしなくていいいから、今はとにかく果歩ちゃんと自分のことだけ考えてなさい」
「サンキュー助かるよ」
笑顔で部屋を出た静香に、俺も少しだけ笑顔をつくる。
それからさらに3日、4日と日は過ぎていき、気付けは果歩が倒れてからあっという間に2週間が経っていった。



