もう、止まれなかった。
ていうより、止まるつもりなんてない。
例えこれで完全にお父さんの逆鱗に触れようと、もうそんなこと私の知ったことじゃない。
すでに私は最初からこの人に嫌われてるんだ。邪険にされてる。
だったらこの際とことん嫌われて、自分の思いをぶつけた方がすっきりするに決まってる。
だって、このままこの人の言われっぱなしに終わる方がよっぽどか辛くて、苦しいじゃない!
「こんなことまでして恥かしくないんですか!?いい大人がこんな馬鹿馬鹿しい真似……っ、あなたは自分が間違ってるとわ思わないの!?自分がしていることが本当に正しいと思ってるんですか!?」
「―――」
また一歩詰め寄ると、その言葉にようやく反応したお父さんがピクリと眉を上げた。
そして凍りつくような表情にかわったと思ったら
「何だって?」
今まで以上に冷めたトーンで、周りの空気を震わせた。



