「果歩?途中で気分が悪くなったらすぐに言えよ」 「え、うん……」 凄い殺気…… 急にどうしちゃったんだろう。 いったい何が書いてあったの? ハラハラと、そんなことを思いながらも前を見た瞬間―― 「騒がしいな。何の用だ」 「あ……」 書斎の椅子に座る黒い影。 刺すような声に、ただならぬ殺気。 少し見ただけでも分かる。 そんな力強いオーラを目の当たりにして、一瞬にして体が凍りついてしまう。