「は?実家!!?」
そんな声が聞こえ、一瞬にして目が点になってしまう。
驚きすぎて隣の陽生を凝視した。
「嘘……」
「いや、本当」
「―――」
信じられない。
マジで?
「……これ、全部?」
苦笑いを浮かべた陽生を見た瞬間、これが現実なんだと嫌でもつきつけられた私。
あり得ない。
だって、この敷地……
いったいどれだけあるのってぐらい、先の方がまったく見えないんですけど……
「……私、ずっとどこかのリゾートホテルに来たんだとばかり思ってたんだけど……」
「いや、さすがにそれは言い過ぎだろ」
乾いた笑みを浮かべた陽生に、ドン引きする私。
てか笑いごとじゃないし……
普通に考えてここ……
日本じゃ、ないよね?



