甘い体温②・後編・


「あの、ここって……」



ハッと車の窓から見上げた景色。


それは高い塀で囲まれたとっても立派なつくりの建物だった。


そのまま厳重な門をくぐり、真っ直ぐ進むとそこは回りが真っ白のコンクリートと、さらさらな芝生でできた、だだっ広いお庭。


そしてそこの中心?なのか。
ふと見えた大きな噴水と煌びやかなテラスがまたとーっても印象的で。


まるでビバリーヒルズの世界?に入り込んだような雰囲気に思わずうっとりしちゃった私……





「あ、あんな所にプールとテニスコートまである!」



すごーい!


なんて、思わず興味津々に辺りをキョロキョロしていたら




「ああ、ここ俺の実家」


「へ~……」




そうなんだぁ。


実家かぁ~…


なるほど。だからこんなに広い……


って





えっ!?