甘い体温②・後編・


それから一緒にシャワーを浴びた私達は、陽生が作ってくれた朝食を食べて、そして一息ついた。



「ありがとう。美味しかった」


「どうだ。気分は悪くなってない?」


「うん、大丈夫…」



陽生が作ってくれた野菜たっぷりのヘルシースープ。


それがすっごく飲みやすくて、今までの悪阻が嘘のように2杯もお代わりしちゃった。


へへ、人間ってけっこう単純にできてるよね?


陽生と仲直りしてからというもの、体がビックリするぐらい楽になったような気がするんだもん。


「病は気から…」なんて昔の人はよく言ったもんだと思う。




「よし、じゃあ。それなら最後のけじめにでも一緒に行こうか?」


「へ?」



……最後の、けじめ?


ポカンとする私に、にんまりとする陽生。


そして何かを決意した表情をした陽生が私の手をしっかりと掴み、そして…



「ほら、行くぞ」


「えっ?」



そのまま車に乗せられた私。


そして1時間後。たどり着いた場所を見た私は、信じられないぐらい目をまん丸にした。