それから一緒にシャワーを浴びた私達は、陽生が作ってくれた朝食を食べて、そして一息ついた。
「ありがとう。美味しかった」
「どうだ。気分は悪くなってない?」
「うん、大丈夫…」
陽生が作ってくれた野菜たっぷりのヘルシースープ。
それがすっごく飲みやすくて、今までの悪阻が嘘のように2杯もお代わりしちゃった。
へへ、人間ってけっこう単純にできてるよね?
陽生と仲直りしてからというもの、体がビックリするぐらい楽になったような気がするんだもん。
「病は気から…」なんて昔の人はよく言ったもんだと思う。
「よし、じゃあ。それなら最後のけじめにでも一緒に行こうか?」
「へ?」
……最後の、けじめ?
ポカンとする私に、にんまりとする陽生。
そして何かを決意した表情をした陽生が私の手をしっかりと掴み、そして…
「ほら、行くぞ」
「えっ?」
そのまま車に乗せられた私。
そして1時間後。たどり着いた場所を見た私は、信じられないぐらい目をまん丸にした。



