甘い体温②・後編・


「やべーなんか照れるなぁ……。でもなんつーか、めちゃくちゃ感動するな」


「クス、うん」


「あーもうっ、絶対大事にするから。だから安心して産んでほしい。てか、産んでくれるんだよな?」


「あ、当たり前だよ!それ以外考えられないし!」



ビックリして声を上げた。


一瞬だけ不安そうにした陽生の気持ちがなんとなく分かったから、ちゃんとしっかりと目を見てそう言った。



「そっか、ありがとう」


「陽生……」



きっと不安なのはお互い一緒。


そして戸惑いや驚きも。


……でも、それ以上に嬉しい気持ちの方が強いから、きっと私は頑張れる。


例え、それが予想外の出来事だったとしても、私はとっても幸せ……


だって、私と陽生の子だよ。


他でもない陽生との赤ちゃんなんだもん。


この手でちゃんと受け止めてみたい。


この目でちゃんとあなたの姿を見て、抱きしめたいって思うのは当たり前のことじゃない。






ね、陽生。


お互いまだまだこれからだけど、一緒に手を繋いで頑張っていこうね?