甘い体温②・後編・


なんか照れる……


「えっと、でもこれといってまだ何も変わってはないと思うけど……」


「ああ、でも触りたい」



陽生がそう言って、嬉しそうにお腹に手を当てる。


ちょっとだけビクッとなってしまった。


だってお腹に温かい手の感触。


そしてそこを見つめる陽生の眼差しがあまりに優しく、とびっきり眩しかったんだもん。




「あー……ここにいるんだよな?」


「うん……みたい」


「なんだか信じらんねーな」


「……ん、分かる……」



正直自分でもそんな感じだったから。


だって、こんな奇跡……


ここに陽生との赤ちゃんがいるんだって思うとすごく嬉しい半面、やっぱりまだ半信半疑って気持ちの方が強いんだよね?