「これ、ずいぶんと綺麗に撮れてるんだね?」
俺は目を細め、言葉だけを向ける。
まるで都合のいいように『とても偶然とは思えないほどのアングルだと』言葉を向ければ、彼女の表情が一瞬強張った気がした。
「これ、本当に偶然?」
「あ、当たり前じゃないですか!?」
と言いながらも、彼女の瞳が動揺で揺れたのを俺は見逃さなかった。
「ふーん」
俺は画面を操作しながら、ある場所に視線を止める。
「何、ですかっ!私のこと疑ってるんですか!?」
「うん、そうだね」
迷いなく、ストレートに伝えた。
むしろそう思わずにはいられないほど、この写真には不自然なことが多すぎる。



