「……せ、先生?」
そんな俺の姿を見て、ビックリしたように声を上げた未来ちゃん。
口が痺れる感覚がして、上手く言葉が出てこない。
ただ、頭の中が真っ白で、この状況を整理することさえ困難になった俺は……
「いつから?」
「え?」
「いつから、知ってたの?」
顔を上げ、もう一度ゆっくり立ち上がった。
そして彼女の手を取り、そっとソファーへと誘導させる。
「果歩のこと、本当?今、電話で秀から……」
ドサッと座り、今言われた子供のことを全て話すと、立ったままの未来ちゃんから勢いよく頭を下げられた。
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