甘い体温②・後編・


「……せ、先生?」



そんな俺の姿を見て、ビックリしたように声を上げた未来ちゃん。


口が痺れる感覚がして、上手く言葉が出てこない。


ただ、頭の中が真っ白で、この状況を整理することさえ困難になった俺は……



「いつから?」


「え?」


「いつから、知ってたの?」



顔を上げ、もう一度ゆっくり立ち上がった。


そして彼女の手を取り、そっとソファーへと誘導させる。



「果歩のこと、本当?今、電話で秀から……」



ドサッと座り、今言われた子供のことを全て話すと、立ったままの未来ちゃんから勢いよく頭を下げられた。