「ねぇ、果歩ちゃんから何か連絡あった?」
「いや……」
「そう……、けどもう一週間よ。あんたちゃんと探してるの!?」
「―――」
静香の泣きそうな声を聞きながら、俺はパソコンの画面をじっと見つめる。
この一週間ナース達が帰った後、日課のようになりつつある会話に正直ため息しか出てこない。
「ああ……」
「ああって、何?果歩ちゃんの行きそうな所とか分からないの?」
「……さぁ、な」
「さぁなって、あんた!本気でやる気あんの!?」
静香が怒り任せに俺の背中を叩く。
俺はそれでも画面を見つめたまま、キーボードを叩き続ける。
つーか、そんなこと分かってたらとっくに探してる。
それ以前に果歩の行きそうな所は全て探し回ったんだ。
この一週間ろくに食べもせず、睡眠もとらずに時間があればずっと…



