甘い体温②・後編・


直輝の声が脳の奥深くまで響く。


まるで現実をぐさりと一突きされるような衝撃に、ゾッと体が震える。



「その子供にお前と同じ人生歩ませる気かよ」


「ち、違う!そんなことしない!」


「どうだかな。今のお前見てるとどうやっても最悪な結末しか見えねーよ」


「直輝!」


「何?反論あるなら言ってみろよ。俺が納得できるだけの思いがあるならな!」


「っ!」



悔しくてまた大量の涙が出た。


言いたいことは山ほどあるのに、まとまった言葉が出てこない。


きっと今の私が何を言っても言い訳にしか聞こえないんだ。


だってめちゃくちゃだもん。


何もかもが中途半端。


そんな私が何を言っても説得力なんてあるわけがない。