なんて突発的なんだろう。そして浅はか……
まるで目先のことしか見ていなかった自分に青ざめていく。
「大、学は……やめる。もう少し落ち着いたら、退学届だして……」
「ふ~ん」
目の前の瞳が怒ってる。
めちゃくちゃ、怒りを含んだ視線にゾクリと体が縮こまる。
てか、直輝ってばいつのまにこんなに大人びたことを言うようになったんだろう。
ここ半年会ってないだけなのに、すごく大人に見える。
これが社会人と学生の違い、かな?
ますます自分が幼く見えて、ちゃんと顔があげられない。
「分かった。やっぱりお前帰れ」
「えっ……」
「今ならまだ間に合う。あいつのところに帰って少しは反省しろ!」



