なんか入りにくいな…… それに準備ってなんだろう。 そう思いながら、入っていいものかとオロオロするばかり。 「本当にいいの?」 「ああ、てかお前の方はどうなんだよ」 また声が聞こえて私は耳を傾ける。 「私は別に構わないわよ。最初っからあんた達の見方だし、それに、あの人も一度おもいっきり痛い目にあった方がいいのよ」 あ…… その言葉にハッとした。 ひょっとして、今話してることって昨日陽生が言ってた……こと? 覚悟を決めたって。 あの人って、陽生のお父さんのことだよね?