甘い体温②・後編・


なんか入りにくいな……


それに準備ってなんだろう。

そう思いながら、入っていいものかとオロオロするばかり。



「本当にいいの?」


「ああ、てかお前の方はどうなんだよ」



また声が聞こえて私は耳を傾ける。



「私は別に構わないわよ。最初っからあんた達の見方だし、それに、あの人も一度おもいっきり痛い目にあった方がいいのよ」



あ……


その言葉にハッとした。


ひょっとして、今話してることって昨日陽生が言ってた……こと?


覚悟を決めたって。


あの人って、陽生のお父さんのことだよね?